★回顧録3・メリーちゃんクラブ・ジャパン)のAさんと、予てから“ラッピーのお嫁さん”について相談 しました。当時2歳4ヶ月のラッピーはジョンが逝って一人になってから まだ4ヵ月…ジョンの一周忌後に後釜をと考えていました。これまで、オス ばかり飼い続けて、メスは発情期の煩わしさから何となく遠慮していて、 次もオスにしようかと思った位でした。しかし、Aさんからメス犬を一度 飼ってみて下さいと言われ、家族で相談して、「メス犬を飼ってみよう!!」 ということになり、予約する為の予約金10万円を振り込んでおきました。 無事に1994.12.6にジョンの一周忌が済み、安堵した所にAさんから一通の 手紙が…。それは、2枚の写真でヨーキーの女の子がA.Bと出ていて、 どちらがいいですか?と…。Aはラッピーそっくりだったので、小柄なBに 決めました。その代金28万円を振り込んで、その年の12/27に、ヨーキー ♀の仔犬が、ラッピーの時と同様にIBC流通流通担当S氏より、JR名古屋 駅受取りの運びとなりました。それが、今もなお最愛の【メリー】です!! 当時の愛車キャロルで迎えに行き、高速道路をとばして夕方19時に帰宅 しました。まだ生後53日と幼く、満足に歩けず、よたよたしています…。 餌(ユーカヌバ)を食べ、夜鳴きもせず、手のかからない女の子で、とても 可愛くて、大人しくて、小さくて…そんなメリーが我が家の人気者に!! じき、血統書も届いて、♀3匹の『3人姉妹』と判明しました。この二代目 ジョンことメリーは、先住のラッピーとはすぐに仲良く出来ず、ラッピーが メリーに噛み付いては、メリーがキャーンキャーン鳴く始末です。 それでも、メリーが成長するたびに、次第にラッピーと仲良くすることが 出来て、二世を心待ちにしつつも楽しい毎日でした…。 しかし、メリーに初潮が来るものの、オス犬のラッピーはてんで相手にも せず、以後のメリーの年2回のシーズンにもメリーが尻を向けても全く相手 にせず、仔犬に恵まれないのなら避妊させようかと、迷いに迷って数年… 99年の正月過ぎにメリーに突然、ケイレンが起きました。当時、両親も在宅 していてパニックになりました。すぐにK先生に診て頂いて、抗ケイレン剤 を処方して頂き、以後年に何度か再発するようになりました。でも、数分で 治まるので、心配するほどのものではなく楽観していました。 99年の秋には右前足のできものを見つけ、K先生に診て頂きますと「皮脂腺 腫瘍といって良性の腫瘍で取った方が良い。」と言われて除去して頂きました。 しばらくして、今度はおでこの右側に同様のできものがあったので、再び K先生に診て頂きましたら、やはり「皮脂腺腫瘍ですので取りましょう。」 と言われてこれも取りました。そのときから、顎下のしこりもあったのです が…未知な私は“メス犬の甲状腺かも…?”と思い込んでいましたが…。 ああ、このときに早く顎下のしこりの正体に気が付けば良かったのに…。 2001年の4月に原因不明の寝違いがあり、首が回りにくそうにしていた時が あったのですが、好きなサッカー遊びや風船遊びなどで痛みを忘れることが 出来て、次の日には良くなっていました(たぶんリンパ腫の遠因では…?)。 その年の11月、メリーが7歳の誕生日を迎える辺りから、徐々に元気がなく なっていくのですが…老化現象が始まったのだと気にも留めていませんでした。 11/29にメリーが身体を丸めてるので、変だと思って、K先生に診て頂きますと、 「肝臓が腫れていますので肝臓薬を一週間分出します。」と言われ、その 時に「顎下のしこりは何ですか?」と訊ねると「それはリンパ。熱で腫れて います。」とのことで、ちょっと楽観して、帰宅しました。 12月に入り、アトム君達が眠っている三仙院から「新春供養祭」のご案内が 来たのですが、同封されていた新聞に「リンパ腫で亡くなった犬」のことが 載っていて、私は思わず目を引きました。そして、図書館へ行って、「犬の 病気図鑑」などでリンパ腫の事を調べました。そして、12/10を過ぎても メリーの顎下のしこりは熱の有無にも関わらず、そのままである事と状態が 良くないことで、12/14「日本ペットフード・お客様相談室」に相談しました ところ、「リンパ腫だったら一日も早い治療が望まれます。」とのことで、 15日にK先生に診て頂きましたら、「ここでは検査出来ない。心当たりの ある病院を紹介します。川○動物病院と矢○獣医科病院、行った事ある?」 とホワイトボードに動物病院名を書いてくれました。しかし、私は94年に Pクリニックと決別してから、このK動物病院にかかりっきりで他院には行っ た事が無いので、そう伝えると「どちらかの病院に電話して、夜FAXします。」と…。 その日の夜に「矢○獣医科病院に決まりました。明日16日(日)は学会で 休診の為、17日に行って下さい。」とのFAXがきました。この時、メリーは 本当に具合が悪くて17日まで心配で心配で、よく眠れませんでした…。 続く |